
研究室を決めずに東大の大学院に進学する方法
はじめから読んで下さっている方へ
この記事は以下の位置づけです。
1. 志望研究科の決定
2. 志望研究室の決定
3. 募集人数、受験者数、合格者数などを知る
4. 受験科目、受験方式を知る
5. 大学院入試説明会へ
6. 研究室訪問
7. 志望する研究室の受験を許可してもらう
8. 現在所属する研究室の先生への報告
9. 願書出願
10. 受験
入試準備編をはじめから読む方はこちら⇩
こんな方法あるのか、と疑う人もいるかもしれませんが、実際にこのような方法は存在します。
平成29年度現在での入試では、
新領域創成科学研究科の先端生命科学専攻では、
受験の際に
「志望研究分野を申告する」
もしくは、
「志望研究分野を申告せずに入学後に研究分野を決める」
という二つの選択肢があります。
後者を「入学後配属」といいます。この制度は、新領域創成科学研究科先端生命科学専攻の独自のシステムです。
研究科や専攻自体は決めているけれど、研究室までは決めきれないという人にとっては、非常にありがたい制度ではないでしょうか。
実際に、出願者の1/4程度がこの入学後配属の制度を利用しています。
また、入学後配属を希望するからといって入試の合否に何の影響もありません。
注意点としては、
がん先端生命専攻科学分野には入学後配属できない
という条件があります。
細かい条件などは変わる可能性があるので、このような制度を利用する際にはしっかりと募集要項や大学院説明会で最新の情報を収集しておきましょう。
では、自分の志望する研究科、研究室が決定した後、どのように動くべきなのでしょうか。
以下の記事で解説していきます⇩