- TOEFL ITP のリーディング対策
- お勧めのテキスト
- リーディングの点数が伸びないときは
- 最後のひと伸びのために
TOEFL ITP のリーディング対策
今回はTOEFL ITP のリーディング対策について紹介します。
TOEFL ITP のリーディングは、文法と同じくかなりのスピード勝負です。
55分の試験時間に対し、長文を大問5つ分解かなければなりません。
そして、大問1つにつき小問が平均10コあります。
そのためペース配分としては
小問1問につき1分
大問(小問が10コのとき)1問につき10分
とするのがよいでしょう。
お勧めのテキスト
TOEFL ITP のリーディングの概要がわかったところで、続いてお勧めのテキストを紹介していきます。
まず最初にすべきテキストはこれです。
1:TOEFL ITP(R)テストリーディングスピードマスター
このテキストはTOEFL の参考書としてとても評価が高い神部先生のテキストです。
とにかく解説が素晴らしいのと、何より初めに詳しい解き方やTOEFL ITP リーディングを攻略するための作戦が紹介されています。
私もこの解き方をベースにすることで、解答スピードが非常に上がりました。
ぜひ最初にこのテキストをやることをお勧めします。
次にやっておきたいのが、これ!
2:TOEFL ITPテストリーディング問題攻略 (TOEFLテスト大戦略シリーズ―リーディング問題攻略)
解き方を学んだあとは、とにかく問題をたくさん演習する必要があります。このテキストは問題数が多く、難易度の段階を踏んで演習問題を行うことができます。
3:完全攻略! TOEFL ITP(R) テスト リーディング (完全攻略! シリーズ)
ここからはひたすらに演習あるのみです。豊富な問題数を誇るこのテキストで演習を積んでいきましょう。
リーディングの点数が伸びないときは
今まで対策をしてきたけれど、
またはこれらのテキストを進めてみたけれど、
なぜか点数が上がらない
という人もいるかもしれません。
その原因の一つは単語量にある場合が多いです。
実は TOEFL ITP のリーディング問題の内、約25%は語句問題なのです。
類似する単語や交換可能な単語を選びなさい、という類の問題です。
そしてそれらは単語の意味を知っていれば、速攻で解けてしまうような問題ばかりなのです。
つまり、単語さえきちんと覚えていればリーディングである程度の点数が取れてしまいます。
逆を返せば、
リーディングの対策をしているのに点数が上がらない人は、自分の単語量、語彙力を見直すべきだということです。
リーディング対策に単語力の重要性に気付き、意識的に覚えていけば、きっと点数は大幅に上昇するでしょう。
単語量の増強にはこの単語帳がかなりお勧めです。
【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)
この本の詳しい使い方や暗記術は以下で紹介しているので、参考にしてください。
最後のひと伸びのために
正攻法で勉強を行なって、ある程度点数が伸ばせた人へ、あと数点伸ばせる解き方のテクニックをお教えします。
それは、
問題を解く際に
一段落目と最終段落はすべて読み、
それ以外の段落は最初の文だけを読んで問題を解くというものです。
実はこれだけの部分を読むことで8割程度話の内容がわかってしまうんです。
文書の要旨を素早く掴むことができるということがこの方法の最大のメリットとなります。
さらに、TOEFL ITP の特徴として、要旨さえ掴めれば聞かれている内容がどこにあるのか素早く探すことできるのです。
ただ、この素早く探すことに慣れる必要があるのである程度練習は必要です。
しかし、英語力がある程度ついている人は練習すれば誰でもすぐにマスターできます。
なので、あとひと伸びが欲しい人はぜひぜひこの方法を実践してみてください!
あたなの1クリックが私の大きな応援になります。
⇩