
東大院試の面接の形式について
東大院試の面接について紹介します。
まず、どのような形式で面接が行われるかですが
それぞれの研究科によって異なっています。
ただ、個人面接であることは間違いなさそうです。
私が受験した際には、受験生一人に対して、教授陣が数人から数十人見ているという状況でした。
司会役の先生がはじめに皆に共通の質問をして、その後に自分の志望研究室の教授が質問するという流れでした。
では、院試の面接の対策について見ていきましょう。
行っておくべき対策とは
私が実際に行った対策は、
志望研究室の論文を2,3本読んでおくこと
聞かれるであろうと予想できる質問について、意見を考えておくこと
です。
論文を読んでおく理由は、志望研究室の研究を詳しく理解しておくためです。
研究室見学の際に、渡された論文があるならばそれを読んでおくことは必須です。
また、聞かれるであろう質問については皆さん考えて挑むと思いますが、以下にまとめておきます。
- 志望理由
- 現在の大学の大学院に進学せずに、外部進学する理由
- なぜ、この研究室でないといけないのか
- 志望する研究室の研究内容について
これらの項目については予め自分の回答を用意しておきましょう。
院試の面接で実際聞かれたこととは
さて、ここからは実際に東大の院試の面接を受けた私が実際に聴かれた項目について紹介してきます。
- 志望理由
- 現在の大学の大学院に進学せずに、外部進学する理由
- なぜ、この研究室でないといけないのか
- 志望する研究室の研究内容について
(ここまでは、準備していた内容と同じ)
- 自分の研究テーマについて
- その研究テーマについて詳しく質問される
- 最近読んで気になった論文について
- 息抜きの方法について
- 筆記試験のできについて(感想)
- その他の大学院を受験しているかどうか
このようなことを聞かれました。
思いもよらない質問も所々ありましたが、正直に丁寧に答えることが大切だと思います。
しかし、これらの質問は人によって異なる部分もありますので、参考程度にしてください。
面接試験の合格率とは
面接試験の合格率は公表はされていないのですが、私が受験した際には一次試験を合格した90人ほどのうち、面接での不合格者はたったの5人程度でした。
なので、面接試験ではほぼ落とされることはなさそうです。
不合格になる理由はおそらく、
- 研究室見学を行っていなかったり
- 志望する研究室の教授に受験の許可を得ていなかったこと
- 礼儀や態度が著しく悪かったこと
などが挙げられるでしょう。
しかし、きちんと受験許可を得ていて、普通に受け答えができれば面接ではまず落とされることはありません。
準備をきっちりした後、本番は安心して受験してください。
研究室見学の手順、注意点については以下で紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
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