クラッシックを聴くと頭が良くなる?
今回は良く耳にする
「クラッシックを聴くと頭が良くなる」
という豆知識が本当かどうか、科学的に解説したいと思います。
結論は、
クラッシックを聴くと頭が良くなるという話は正しいと言えます。
正確には、頭が良くなるというよりも脳の働きが向上すると言った方が正しいでしょう。
しかし、必ずしもクラッシックである必然性は全くありません。
例えば、自分が大好きなアーティストやバンドの曲を聴いても脳の働きは活性化されます。
では、なぜ頭が良くなるのか、科学的に解説していきます。
鍵は脳内麻薬と呼ばれるエンドルフィン
クラッシックを聴くと脳の働きが向上するということを説明する際、鍵となる登場人物がいます。
それが、エンドルフィンです。
エンドルフィンとは、脳内麻薬と呼ばれるホルモンで、かなり強い鎮痛作用があります。
その効果は強力な鎮痛剤として使用される麻薬であるモルヒネの約7倍とも言われます。
これが、エンドルフィンが脳内麻薬と呼ばれるゆえんです。
エンドルフィンは、さまざまことが要因で分泌されますが、その一つがクラッシック音楽を聴くことであったのです。
エンドルフィンが分泌されると、脳がリラックス状態に入ります。
その結果、脳の機能(特に思考力や集中力)が向上するのです。
さらに、幸せホルモンと呼ばれるドーパミンの分泌を促進することによって、多幸感をもたらしてくれます。
クラッシック音楽を聴く
⇩
エンドルフィンが分泌される
⇩
その結果ドーパミンも分泌される
というような流れで、脳に最高のリラックスを与え、脳の機能の向上を導くのです。
しかし、先ほど言ったように、必ずしもクラッシック音楽である必然性はありません。
自分が好きな音楽を聴くことによっても同様の経路が働き、脳の機能を向上させてくれます。
これには驚きですよね!
脳の機能を向上してくれるエンドルフィンの分泌を促す方法は他にもあります。
エンドルフィンを分泌させる方法
エンドルフィンの分泌を促す方法で、日常生活の中で取り入れることができそうなものをご紹介します。
- 好きな音楽を聴く
- 15分程度の軽い運動(ジョギングなど)をする
- 好きなものを食べる(チョコレートはより効果的)
- 楽しいことを想像する
これらのことは、クラッシック音楽を聴くよりも生活の一部に取り入れやすいですよね。
こんな一見何でもないようなことが、脳の機能を高めるエンドルフィンを分泌してくれるのです。
好きな食べ物を食べるという一例では、
カロリーが高かったり、油が多く含まれているもの方がエンドルフィンの分泌をより促すということが知られています。
二郎系のラーメンなどがあれほど人気になるのもこれで納得ですね 笑
実はエンドルフィンの働きに知らず知らず影響を受けて、
脳の働きを取り戻し、幸福感を得るために、
あのラーメンを食べに行ってしまうのでしょう。
また、エンドルフィンの分泌を上げるためにはチョコレートもかなりの効果があると知られています。
疲れたときにチョコレートを食べるという習慣を取り入れると脳の機能回復に効果的でしょう。
まとめ
「クラッシックを聴くと頭が良くなる」
のは本当です。
しかし、別の方法でも同様の効果が得られる例もあります。
これらを生活の一部に取り入れて、自分の脳をうまくコントロールしていきましょう!
以上、
クラッシックを聴くと頭が良くなるのは本当か?
でした。
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